君の声
2005年7月25日声が聞こえた気がしたよ。
低くて、かすれた、電話越しのあなたの声。
「大丈夫か?」
って。
少しふらついた足元。
一瞬
目を開けるとそこに貴方がいるような気がして
戸惑う。
そして目を開けてもそこにはいないのだと
どこかで確信したようにそっと目を開ける
やっぱり。
優しく抱きとめられた腕を振り払うように起き上がり
哀しい目で笑う
もう一度聴いた声は知らない、声。
掠れた声で応えたのは私。
その声がまるで君みたいで
壊れたように
笑う。
大丈夫。
低くて、かすれた、電話越しのあなたの声。
「大丈夫か?」
って。
少しふらついた足元。
一瞬
目を開けるとそこに貴方がいるような気がして
戸惑う。
そして目を開けてもそこにはいないのだと
どこかで確信したようにそっと目を開ける
やっぱり。
優しく抱きとめられた腕を振り払うように起き上がり
哀しい目で笑う
もう一度聴いた声は知らない、声。
掠れた声で応えたのは私。
その声がまるで君みたいで
壊れたように
笑う。
大丈夫。
コメント