あつめて

2006年10月9日
気が付けば、風のにおいが秋になっていました

あの町にも赤朱を帯びた風が吹いているのでしょうか
あの大きな鳥居にも赤とんぼが止まるのでしょうか
あなたの元にも風は吹くのでしょうか

過去は過去として過ぎ行きます

今となりにいる人のことを思います
同じ町、同じ時間、同じ想いでいたい人
でもうまくはいきません
君の心が読めなくてとなりにいる事に潰されそうになります
こいびとのことを思いやれない自分に怒りさえ覚えます
過去や未来に逃げたくなる
そんな自分

となりにいてほしい
たったそれだけの事が叶わない
どうして解ってくれないの?
問い詰めたい、問いただしたい
・・・でも、できない
失うことが、怖い
失ってしまっても何も変わらない、とは

いえない

愛している?
いいえ、必要なのです

私も
彼も
お互いが必要なのです
私も
彼も
お互いを愛してはいないのです

こいびとに聞きました
愛している?
別に、そこまでは・・・

おたがい、失うのが怖い
穴が開くのが怖い
ずるい、ずるい生き方をしています
空白を埋めるためと
暗闇での沈黙の時間と
触れ合う体温や心地よい響きの声
それだけで傍にいる気がするのです
それは私の望むものではないのです

・・・それならば終わりにするべきなのかもしれません

結局私は進化をしていないのではないでしょうか
結局私は考えていないのではないでしょうか
結局私は何をしたいのでしょうか

心を焦がすような幸せを感じていたのは
いつの頃だったのでしょうか

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