携帯電話

2007年1月15日
携帯を、変えた。

勇気を出して聞いたんだ。
「ねぇ、嫌いになったの?」
「もし、そうならスルーして。そうじゃないならメールして」
「スルーされたら、あたし君の連絡先を全て消すから」

あたしの叫びだったんだ。
その叫びは届いた。
10分とあけないで帰ってきたメィル。
「いつも嫌な思いばかりさせてごめんね・・・」
あたしの心は届いた。

そう思った。

そしてまた、連絡が消えた。
今までには無かった。こと。
あたしは勘違いしたんだね。
さよなら、だったんだね。

それから二度と連絡はつながることは無かった。

あたしね、スルーして欲しかったんだ。
本当は。
傷つくし、泣きたくなるだろう。
でもね・・・

「携帯電話が壊れているのかな?」

そういう希望も打ち砕かれたんだ。
その即座の対応で。
今までの「携帯を余り見ない」と言う言葉さえ、信じられなくなったんだ。

信じて、いたんだよ・・・?

苦しくなった。
もうダメだから。
あたしから彼を手放してあげようと思った。

そして何も言わずに携帯を変えた。
彼の目の前で携帯を開くのがイヤだ。
会社で逢うのがいやだ。
何も彼に届いていない、その事実を認めるのがイヤだ。
会社を辞めたい。
でも負けたくない。

自分にだけは負けたくない。

今までと同じで逃げてしまいたいけど。
逃げても自分からは逃げられないって事。
解っている。

だから逃げられない。
でも苦しい。
そこまで好きだとは思っていなかったのにな。
手放したら急に苦しくなるなんて・・・

なんて貪欲なんだろう。
どうして拘っているのだろう。
あたしは、貪欲だ。

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