こくはく
2007年4月21日ここ最近。
彼の周りの人に告白された。
彼の先輩と後輩。
勿論私達のことは知らない。
どちらも彼と親しくは無い。
「可愛くて完璧」
そういわれて悪い気はしません。
彼氏がいることを伝え、丁重にお断りしました。
「彼氏には叶わないし、雲の上のヒトだから」
「でも大事に思っているしいつか振り向かせるから」
そんな言葉を頂きました。
・・・でも。
私は多分答えられない。
気持ちが傾く音が聞こえないから。
これからも友人として接していくことを約束したけれど・・
私のことを知っているなら
そんなこと言えないよね、と思ってしまう。
私はいつも笑顔でいる訳じゃないし。
私はとても臆病で泣き虫だ。
容姿も美しい訳ではない。
・・・なのにね。
彼と会っているときの幸せな気分。
でもそれは恋のドキドキじゃない・・・
一緒にいられる安心感。
幸福感。
自然と弱くなったり、甘えたり出来る唯一の場所。
あたし、この場所を失いたくない、と、思う。
でも、恋もしたい、と、思う。
これも多分恋の形。
木曜日、彼と会った。
2週間連絡取れないってどういうことなの?と。
問い詰めてやるつもりで。
終了が決まったよ、日付も。
大切な話、別れ話。
そう言って呼び出した。
1時間後に彼が来た。
「コドモできたの?」
不安そうに彼が聞く。
「出来てないよ」
あたしは答える。
「良かった・・・生活出来ないからなぁ」
そう言って彼は安堵のため息を漏らす。
・・・子供できたら結婚しようって言ったくせに。
うそつき。
あたしは落胆のため息をつく。
やっぱり、と言う気持ちを拭えない。
体調は悪そうな彼。
ゲホゲホと低い声で咳をする。
そしてむせ返る。
背中をさすってやる。
食事はいつも通りガストで。
「ここ二週間、なんで音信不通にしたの?」
「だって、体調悪くて・・・会社に行くのが精一杯だったよ」
「家に帰ったら携帯見る余裕なくて吐いてた」
「俺、この二週間大人しくしてたんだよ?」
子供みたいな言い訳にまた落胆。
この男はきっと一生こうなんだろうな。
そう思うと自分が悩んだことが情けないほどばかばかしいコトだと言う事に気づいた。
寂しい時には私を連れ出してくれる異性がいる。
多分私が首を縦に振れば、恋人は容易にできる。
食事や、映画や、アミューズメントに連れて行ってくれる異性。
食事も安いものじゃない。
そんな人は複数いるけれど・・・
私のためなら遠くから逢いに来てくれる人もいる。
でも・・・
あたしはまだこの男を捨てる勇気が無い。
この男は副作用の有る精神安定剤。
それもデパスみたいな軽いものじゃない。
もっと言えば麻薬だ。
害ばかり大きい、精神安定、剤。
ガストを出て、車の中でキスをして。
それから朝まで一緒にいた。
体調が悪そうな彼を家にかえそうとしたけど。
「できないかもしれないけど」
「帰るの、嫌だな」
と、言われてしまった。
ピルを飲んだか聞かれた時に、少し涙がこぼれた。
結局私の身体を気遣っている訳ではない。
この男も他の男と同じだ、と思ったから。
「大丈夫、大丈夫だよ。なるようになるよ」
そう言って彼は私を抱きしめた。
「離れても、そんなに変わらないよ」
意味を履き違えている。
笑った。
私も、笑った。
馬鹿男。
結局お風呂に入って出てきたら彼は寝ていた。
うでまくらの体制だったので彼の懐にもぐりこむ。
そのまま朝まで眠って、一緒に出社。
彼の出社時間に合わせたので眠くてめまいがした。
結局眠れなかった。
この男が愛しいと思った。
でも、これは恋ではないということ。
それだけは解っている。
これは情。
慕情。
日本語は、適切だ。
彼の周りの人に告白された。
彼の先輩と後輩。
勿論私達のことは知らない。
どちらも彼と親しくは無い。
「可愛くて完璧」
そういわれて悪い気はしません。
彼氏がいることを伝え、丁重にお断りしました。
「彼氏には叶わないし、雲の上のヒトだから」
「でも大事に思っているしいつか振り向かせるから」
そんな言葉を頂きました。
・・・でも。
私は多分答えられない。
気持ちが傾く音が聞こえないから。
これからも友人として接していくことを約束したけれど・・
私のことを知っているなら
そんなこと言えないよね、と思ってしまう。
私はいつも笑顔でいる訳じゃないし。
私はとても臆病で泣き虫だ。
容姿も美しい訳ではない。
・・・なのにね。
彼と会っているときの幸せな気分。
でもそれは恋のドキドキじゃない・・・
一緒にいられる安心感。
幸福感。
自然と弱くなったり、甘えたり出来る唯一の場所。
あたし、この場所を失いたくない、と、思う。
でも、恋もしたい、と、思う。
これも多分恋の形。
木曜日、彼と会った。
2週間連絡取れないってどういうことなの?と。
問い詰めてやるつもりで。
終了が決まったよ、日付も。
大切な話、別れ話。
そう言って呼び出した。
1時間後に彼が来た。
「コドモできたの?」
不安そうに彼が聞く。
「出来てないよ」
あたしは答える。
「良かった・・・生活出来ないからなぁ」
そう言って彼は安堵のため息を漏らす。
・・・子供できたら結婚しようって言ったくせに。
うそつき。
あたしは落胆のため息をつく。
やっぱり、と言う気持ちを拭えない。
体調は悪そうな彼。
ゲホゲホと低い声で咳をする。
そしてむせ返る。
背中をさすってやる。
食事はいつも通りガストで。
「ここ二週間、なんで音信不通にしたの?」
「だって、体調悪くて・・・会社に行くのが精一杯だったよ」
「家に帰ったら携帯見る余裕なくて吐いてた」
「俺、この二週間大人しくしてたんだよ?」
子供みたいな言い訳にまた落胆。
この男はきっと一生こうなんだろうな。
そう思うと自分が悩んだことが情けないほどばかばかしいコトだと言う事に気づいた。
寂しい時には私を連れ出してくれる異性がいる。
多分私が首を縦に振れば、恋人は容易にできる。
食事や、映画や、アミューズメントに連れて行ってくれる異性。
食事も安いものじゃない。
そんな人は複数いるけれど・・・
私のためなら遠くから逢いに来てくれる人もいる。
でも・・・
あたしはまだこの男を捨てる勇気が無い。
この男は副作用の有る精神安定剤。
それもデパスみたいな軽いものじゃない。
もっと言えば麻薬だ。
害ばかり大きい、精神安定、剤。
ガストを出て、車の中でキスをして。
それから朝まで一緒にいた。
体調が悪そうな彼を家にかえそうとしたけど。
「できないかもしれないけど」
「帰るの、嫌だな」
と、言われてしまった。
ピルを飲んだか聞かれた時に、少し涙がこぼれた。
結局私の身体を気遣っている訳ではない。
この男も他の男と同じだ、と思ったから。
「大丈夫、大丈夫だよ。なるようになるよ」
そう言って彼は私を抱きしめた。
「離れても、そんなに変わらないよ」
意味を履き違えている。
笑った。
私も、笑った。
馬鹿男。
結局お風呂に入って出てきたら彼は寝ていた。
うでまくらの体制だったので彼の懐にもぐりこむ。
そのまま朝まで眠って、一緒に出社。
彼の出社時間に合わせたので眠くてめまいがした。
結局眠れなかった。
この男が愛しいと思った。
でも、これは恋ではないということ。
それだけは解っている。
これは情。
慕情。
日本語は、適切だ。
コメント