見返り
2007年5月14日別にね。
見返りを求めているわけじゃない。
でも。
どうして、無視、するのかなぁ?
重荷なら別れてよって強く言えば。
華麗にスルーするくせに。
そして関連性のないメールを送ってくる。
あんたのいつもの手口だね。
そして、別れのメールを送った後。
貴方は少し、優しくなる。
でも今回は違ったね。
音信不通で身も心もボロボロになってるあたしを。
貴方は気にも留めなかった。
「貴方が、重荷になるなら別れようよ」
あたしが、別れを切り出すのは。
良くあるけれど。
貴方に全てを委ねたのは初めてなのに。
「あ、まだ実家です。月曜夜帰ります〜」
こんなメール。
私の、心の叫びは貴方には届かなかった。
「タスケテ」
って。
寂しくて、苦しくて。
貴方に会いたくて仕方なかったから。
辛い気持ちからなんとかして抜け出したくて。
振ってもらえれば、楽になれるのにって。
思った、最後の、叫び。
月曜。
真夜中に彼からのメール。
定時にメールして、返事がないってメールして。
最寄まで迎えに行こうか?とメールしてみた。
疲れているだろうから、寮まで送ってあげるよ、と。
逢いたかったから。
少しでも。
返って着たのは22時過ぎ。
「難波で待ってていい?」
・・・ずるいな。
私は、彼にとって利用するだけの人間だってコト。
まざまざと思い知らされた。
「なんで難波なん?」
「どうせ迎えに来て貰うなら難波かなと思って・・」
「1時間かかるよ?お風呂上りだし」
「天王寺の方がいい?」
「・・・変わんないよ・・・。今から行くから」
メールを打って、とりあえず湯冷めしないようにパーカを羽織る。
スカートがお風呂上りの肌に痛い。
車に乗る。
少しでも早く迎えに行くために高速を走る。
1時間弱で難波についた。
難波で所在無さげに大きな荷物を持ってたっている彼。
その目の前に車を横付けし。
「早く」
と、短く告げる。
無言で彼が乗り込む。
助手席のミニーを抱いて、彼が言う。
「疲れたよ、早く帰りたい・・・」
あたしの我慢はここが限界だった。
「・・・じゃ、帰れば?」
「え?」
「あたしさ。京都行きたいんだよ。展示会見に行きたいの」
「何の?」
「リサアンドガスパールの」
「へぇ、いってらっしゃい」
「迎えに来てあげたのに、何?それ?」
「いやぁ・・・終電まだあるから帰ろうと思えば帰れるし(笑」
「・・・じゃあ、降りたらええよ・・・」
「えー?w帰っちゃうの?」
「もう、いいよ」
天王寺の駅前に止める。
ちょっとびっくりした顔をする。
「降りちゃうよ?」
と、ふざけながら言う。
頭にくるより、呆れた。
何も言わずに車を出す。
そして、30分ほど走ると彼の家が見えてきた。
「CD聞く???」
彼がゴソゴソと鞄をあさる。
そしてCDを取り出す。
「いいよ、興味ないし。もうすぐ家じゃん」
「え、でもさ」
「ご飯食べた?」
「あー。。。俺ちょっと食べたから・・・」
「そう。じゃ、帰ろうか」
「まって、俺、お風呂はいりたいんだけど・・・」
「スパ銭行く?」
「・・・りぃさん的にはどっちの温泉?」
「あたしお風呂はいってたからね」
「・・・じゃ、いいよ、コンビニ行っていい?」
「いいよ、でもお風呂行くんでしょ?行ってきなよ」
「ほら、ホテルとか♡」
「気分じゃない」
吐き捨てる。
あたしはそんな安い女じゃない。
馬鹿にしないで。
近くのコンビニで食糧を買う。
アタシは、バカ正直に食事を取っていなかった。
彼氏が本を立ち読みしている間、あたしは食べ物を探してた。
いつもなら一緒に本を読む。
いつもなら一緒に触れ合いながら彼氏の読むエロ本をからかう。
でも、あたしの心の中はぐるぐるで。
許せない気持ちと、愛しい気持ちがぐるぐるで。
どうしていいのかわからなかった。
結局あたしのすきすぎたおなかはヨーグルトしか受け付けそうに無く。
彼の運転で、銭湯までやってきた。
「じゃ、お風呂はいってくるね」
「いっておいで」
そう言ってもグズグズとしている。
急にエンジンをかけ、いつものホテルへ。
強引さに呆れながらも、話を聞いてあげることにした。
「だってさ」
「久しぶりにあったから君が寂しいかと思って・・」
言い訳もはなはだしい。
手を出す気配はない。
一緒にしょこたんのDVDを見る。
これが見せたかったらしい。
・・・私、別にしょこたん興味ないんですけどね・・・
彼も別にしょこたんの大ファンと言うわけでもない。
手を繋いでDVDをみて。
御飯を食べた。
アイスを買ってくれてた。
多分コレを食べさせたかったのか、と気づく。
お風呂に入ってからだと溶けるしね・・・。
ていうか計算か、と呆れる。
お風呂をいれる間、何も話さず頭をくっつけてた。
不意にぎゅっと抱きしめられたり。
キスをしたり。
このヒトなりの愛情表現なのはわかる。
・・・わかるけどね。
お風呂がわいた。
珍しく誘われた。
一緒に入った。
1時間ほどまったりとして、彼を寮に返す。
私も次の日仕事だから帰宅。
4時過ぎだった。
疲れているのに何をしているのか。
全く解らない。
ただの私はキープで暇つぶし。
わかっているけどね。
「ごめんね、本当に今日はゴメン」
謝られて、抱きしめられてキスをして。
彼は寮に帰る。
(次の日寮長に怒られていたらしいが・・・)
抱き合っている間は幸せだと思うのに。
視界から消えると途端に色あせる。
そして一週間。
また彼と連絡が取れなくなった。
金曜・土曜とメールをして、放置されている。
1ヶ月に一回、逢えるかあえないか。
近くにいるのに。
一年半、付き合っていて、こんなペースや音信不通に慣れつつある。
ここ2ヶ月ほどはこんな感じだから。
・・・あたしは。
放置だけは許せない。
他の何よりも傷つき、苦しむから・・・
だから。
もうダメだって思う。
でも別れようって行っても聞いてくれない。
別れてもくれない。
私もまだ決めかねている。
この気持ちに整理をつけなくちゃ。
見返りを求めているわけじゃない。
でも。
どうして、無視、するのかなぁ?
重荷なら別れてよって強く言えば。
華麗にスルーするくせに。
そして関連性のないメールを送ってくる。
あんたのいつもの手口だね。
そして、別れのメールを送った後。
貴方は少し、優しくなる。
でも今回は違ったね。
音信不通で身も心もボロボロになってるあたしを。
貴方は気にも留めなかった。
「貴方が、重荷になるなら別れようよ」
あたしが、別れを切り出すのは。
良くあるけれど。
貴方に全てを委ねたのは初めてなのに。
「あ、まだ実家です。月曜夜帰ります〜」
こんなメール。
私の、心の叫びは貴方には届かなかった。
「タスケテ」
って。
寂しくて、苦しくて。
貴方に会いたくて仕方なかったから。
辛い気持ちからなんとかして抜け出したくて。
振ってもらえれば、楽になれるのにって。
思った、最後の、叫び。
月曜。
真夜中に彼からのメール。
定時にメールして、返事がないってメールして。
最寄まで迎えに行こうか?とメールしてみた。
疲れているだろうから、寮まで送ってあげるよ、と。
逢いたかったから。
少しでも。
返って着たのは22時過ぎ。
「難波で待ってていい?」
・・・ずるいな。
私は、彼にとって利用するだけの人間だってコト。
まざまざと思い知らされた。
「なんで難波なん?」
「どうせ迎えに来て貰うなら難波かなと思って・・」
「1時間かかるよ?お風呂上りだし」
「天王寺の方がいい?」
「・・・変わんないよ・・・。今から行くから」
メールを打って、とりあえず湯冷めしないようにパーカを羽織る。
スカートがお風呂上りの肌に痛い。
車に乗る。
少しでも早く迎えに行くために高速を走る。
1時間弱で難波についた。
難波で所在無さげに大きな荷物を持ってたっている彼。
その目の前に車を横付けし。
「早く」
と、短く告げる。
無言で彼が乗り込む。
助手席のミニーを抱いて、彼が言う。
「疲れたよ、早く帰りたい・・・」
あたしの我慢はここが限界だった。
「・・・じゃ、帰れば?」
「え?」
「あたしさ。京都行きたいんだよ。展示会見に行きたいの」
「何の?」
「リサアンドガスパールの」
「へぇ、いってらっしゃい」
「迎えに来てあげたのに、何?それ?」
「いやぁ・・・終電まだあるから帰ろうと思えば帰れるし(笑」
「・・・じゃあ、降りたらええよ・・・」
「えー?w帰っちゃうの?」
「もう、いいよ」
天王寺の駅前に止める。
ちょっとびっくりした顔をする。
「降りちゃうよ?」
と、ふざけながら言う。
頭にくるより、呆れた。
何も言わずに車を出す。
そして、30分ほど走ると彼の家が見えてきた。
「CD聞く???」
彼がゴソゴソと鞄をあさる。
そしてCDを取り出す。
「いいよ、興味ないし。もうすぐ家じゃん」
「え、でもさ」
「ご飯食べた?」
「あー。。。俺ちょっと食べたから・・・」
「そう。じゃ、帰ろうか」
「まって、俺、お風呂はいりたいんだけど・・・」
「スパ銭行く?」
「・・・りぃさん的にはどっちの温泉?」
「あたしお風呂はいってたからね」
「・・・じゃ、いいよ、コンビニ行っていい?」
「いいよ、でもお風呂行くんでしょ?行ってきなよ」
「ほら、ホテルとか♡」
「気分じゃない」
吐き捨てる。
あたしはそんな安い女じゃない。
馬鹿にしないで。
近くのコンビニで食糧を買う。
アタシは、バカ正直に食事を取っていなかった。
彼氏が本を立ち読みしている間、あたしは食べ物を探してた。
いつもなら一緒に本を読む。
いつもなら一緒に触れ合いながら彼氏の読むエロ本をからかう。
でも、あたしの心の中はぐるぐるで。
許せない気持ちと、愛しい気持ちがぐるぐるで。
どうしていいのかわからなかった。
結局あたしのすきすぎたおなかはヨーグルトしか受け付けそうに無く。
彼の運転で、銭湯までやってきた。
「じゃ、お風呂はいってくるね」
「いっておいで」
そう言ってもグズグズとしている。
急にエンジンをかけ、いつものホテルへ。
強引さに呆れながらも、話を聞いてあげることにした。
「だってさ」
「久しぶりにあったから君が寂しいかと思って・・」
言い訳もはなはだしい。
手を出す気配はない。
一緒にしょこたんのDVDを見る。
これが見せたかったらしい。
・・・私、別にしょこたん興味ないんですけどね・・・
彼も別にしょこたんの大ファンと言うわけでもない。
手を繋いでDVDをみて。
御飯を食べた。
アイスを買ってくれてた。
多分コレを食べさせたかったのか、と気づく。
お風呂に入ってからだと溶けるしね・・・。
ていうか計算か、と呆れる。
お風呂をいれる間、何も話さず頭をくっつけてた。
不意にぎゅっと抱きしめられたり。
キスをしたり。
このヒトなりの愛情表現なのはわかる。
・・・わかるけどね。
お風呂がわいた。
珍しく誘われた。
一緒に入った。
1時間ほどまったりとして、彼を寮に返す。
私も次の日仕事だから帰宅。
4時過ぎだった。
疲れているのに何をしているのか。
全く解らない。
ただの私はキープで暇つぶし。
わかっているけどね。
「ごめんね、本当に今日はゴメン」
謝られて、抱きしめられてキスをして。
彼は寮に帰る。
(次の日寮長に怒られていたらしいが・・・)
抱き合っている間は幸せだと思うのに。
視界から消えると途端に色あせる。
そして一週間。
また彼と連絡が取れなくなった。
金曜・土曜とメールをして、放置されている。
1ヶ月に一回、逢えるかあえないか。
近くにいるのに。
一年半、付き合っていて、こんなペースや音信不通に慣れつつある。
ここ2ヶ月ほどはこんな感じだから。
・・・あたしは。
放置だけは許せない。
他の何よりも傷つき、苦しむから・・・
だから。
もうダメだって思う。
でも別れようって行っても聞いてくれない。
別れてもくれない。
私もまだ決めかねている。
この気持ちに整理をつけなくちゃ。
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